皆さんは「フレンチクリート」という言葉を聞いた事がありますでしょうか?
ネット検索でこのサイトに辿り着いた方を除いて、初めて聞いたという方がほとんどかと思います。
今回は、この「フレンチクリート」というものについてご紹介したいと思います。
物凄く簡単に説明しますと、フレンチクリートとは「壁収納」の技法の一つになります。
壁収納の方法としては、レールを使って棚を作る・有孔ボードを使用する・突っ張り棒やパーティションを使用する・自作DIYで収納ラックを作る…等々、色々とあります。そういった方法の中の一つとしてフレンチクリートがあります。
フレンチクリートを使用するメリットとしては、「収納レイアウトの変更が容易である」という点になります。
デメリットとしては、「最初の準備に少し手間がかかる」という点になります。
以下からフレンチクリートについて、もう少し具体的に説明したいと思います。
このような角材の1/3程を斜め45°に切断したものを用意します。
そして、これをお互い嚙み合うようにして、土台として利用するのがフレンチクリートになります。
斜め45°に切断した断面同士が垂直に重なり合うと、かなりの重量に耐えうる状態になります。
また、横へのスライドも自由ですので、上下にも用意する事でレイアウトを自由にアレンジする事が出来ます。
実際に作成した、フレンチクリートによる壁収納例です。
■定規・丸ノコ・工具などをフレンチクリートで収納
■農具・掃除道具などをフレンチクリートで収納
■扇風機・クランプ類をフレンチクリートで収納
■テープ類・その他備品をフレンチクリートで収納
いくつかのパーツの詳細部分についての画像です。パーツはアイデア次第で無限に作る事が出来ます。
■クランプ収納用のフレンチクリート
■丸ノコ収納用のフレンチクリート
■定規収納用のフレンチクリート
■冷温庫収納用のフレンチクリート
ご参考になればと思います。
Writer 三河人